住宅ローンが通らなかったらどうなる?
2018/11/10
初雪はまだですが、函館市内は紅葉の秋から冬へと移りつつあります。
市内見晴町の香雪園は紅葉が真っ最中ですが、今年は例年に比べ暖かい
ですので、本格的な冬に入る前のこの時期にオープンハウスや物件の
見学をいろいろとされるのも良いかもしれません。雪の積もった状態を
目にするのも、実は見学のコツの一つではありますが…。物件見学には
コツや物件の見るべき点がたくさんあります。持ち家を売却する側に
とっても、物件の魅力的な見せ方の工夫が必要ということになります。
前回のブログは住宅ローンを使って持ち家を購入して得する人と題して
書きましたが、今回は住宅ローンを申し込んで審査が通らなかった場合に
どうなるのか。契約や支払った手付金についてローン不成立時の一般的な
流れについてお伝えしたいと思います。
通常の不動産売買の契約では、住宅ローンが借りられなかった時のために
『ローン特約』というものをつけています。この「ローン特約」とは、
買主様保護の観点から不動産の契約後、金融機関から借入れができなった
場合は「契約は白紙に戻しましょう」という約束です。契約が白紙に戻り
ますので、当然買主様がお支払いになられた手付金は戻ってきます。
万が一の時にも安心な制度です。
ですが、度々白紙解約になるようですと、売主様・買主様双方にとって
機会や時間の損失となります。そのため、ローンの事前審査を契約前に
行うことをお勧めしています。事前審査とは、買主様が借入れできる
金額を契約の前に(購入する物件が決まっていなくても)金融機関に
問い合わせできるシステムです。物件がまだ見つかっていなくても、
どのくらい借入れできるかは、前もって知っておきたいですよね?
事前審査を行っておけば、安心して物件探しが出来ます。
弊社では買主様の資金計画をお手伝いするうえで、ローンの事前審査を
お勧めしていますので、ローンが通らず白紙に戻るケースは稀です。
売主様・買主様双方が安心して取引きできるよう、ローンの事前審査は
無料でご相談に応じております。