二割以上の頭金が必要って本当?
2018/12/26
クリスマスは行きつけのイタリアン「オステリア ファルコーネ」の
特製ローストチキンをテイクアウトして家で過ごしました。
このチキンは中に詰めたジャガイモが肉汁としっかり絡み味が凝縮して
ボリュームもたっぷり。軽く2~3人前は取れますが税込2,160円
と格安ですので、クリスマス期間限定ですがワインの御供にお勧めです。
二割以上の頭金が必要・・・住宅ローンを借り入れる際には昔はよく
こんな言葉を耳にする機会が多くありました。数千万円もする住まいを
現金一括払いで買える方は珍しいです。ほとんどの方が、価格の一部を
頭金として現金で支払い、残りの分は住宅ローンを借りられるはずです。
頭金がどの程度必要かは物件によって異なりますが、中には頭金ゼロで
購入可能な物件もあります。しかし頭金が少ないと、その分住宅ローン
の借り入れが多くなりますので、借入額が多い場合のリスクについても
考慮しておかなければなりません。頭金が少ないと住宅ローン借入額が
増えその分、ローン利息も増えてしまいます。
しかし、現在においては住宅ローン控除と低金利時代という恩恵があり、
頭金を貯めてからでないと購入できないということはなくなっています。
頭金を準備しない分、住宅ローン返済中に「繰り上げ返済」を計画的に
盛り込むことで利息負担を軽減することができるからです。
特に住宅ローン控除期間の経過後には家計が許す範囲内で繰り上げ返済
していくことが大変重要となります。
頭金を二割程度準備することは一つの目安とはなりますが、高金利の
時代ではなく、また住宅ローン控除という恩恵がある現在においては、
絶対ではありません。将来も無理なく返済できる借入をし、計画的に
「繰り上げ返済」を組み入れればフルローンでの住宅購入は可能です。
不動産の売却を検討される売主様にとっては、現行の住宅ローン控除、
低金利という金融情勢は、不動産売却の追い風となり得ると言えます。