不動産売却査定におけるセカンドオピニオン
2018/03/24
一般的ににセカンドオピニオンとは初めの医師の診断の後に、
別の医師にも意見を求めることです。
不動産売却においては、初めの売却査定の後にその査定が
妥当かどうか意見を求めるため、別の不動産業者にも再度査定を
依頼することです。
不動産の査定は現地調査(土地だけでも立地、地勢、接道状況、
方角、地積、境界、近隣状況等々)から始まり、建物の内見が
可能であれば建物(建物の経年劣化、瑕疵、リフォーム履歴、
設備、陽当たり、間取り、事件事故の有無等々)を拝見します。
現地調査後は市役所、役場、企業局、ガス、法務局、その他関係
各所の調査を行い、それらの情報に更に過去の売買取引事例や
函館市内の不動産市場の相場を総合的に考慮に入れて、
不動産査定が可能となります。
不動産の査定は以上のような綿密な調査に基づき、不動産市場の
動向を的確に判断して初めて可能となりますが、不動産業者に
よって査定金額にばらつきがあることも事実です。
それは、不動産業者それぞれの独自の視点、顧客情報等の各社の
特色があるためです。
そのため、一社のみによる査定では片手落ちとなることもあるので、
不動産売却査定のセカンドオピニオンとして、別の業者へ査定を
依頼することは重要となります。
函館市では不動産の査定は無料で依頼できる業者が多く、一社のみの
査定より別の業者にも査定を依頼することで査定の精度は高まります。
そして、別の業者に査定を依頼をする際は複数社に査定を依頼すると
伝えることが、正確な査定金額を得るためのコツとなります。